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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
H-015
HOGを用いた識別器の構成方法と歩行者検出への応用
後藤弘樹・井尻将太・大浦淳貴・黒木修隆・廣瀬哲也・沼 昌宏(神戸大)
OpenCVと呼ばれる画像処理ライブラリでは,物体検出のためにHaar分類器が準備されている.しかし,Haar分類器は学習過程において膨大な時間を必要とする.それに対して,我々は学習時間の短いSVMおよびHOGの高速計算アルゴリズムを導入することにより,高性能な識別器を実装した.本稿では従来のOpenCVによる検出手法と提案手法を歩行者検出に応用し,検出率と実行時間の調査を行ったので報告する.