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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
G-017
VDT症候群における予防アプリケーションの開発
平間大貴(釧路公大)・岩崎武史(釧路孝仁会記念病院)・鴨澤健志・皆月昭則(釧路公大)
近年、VDT症候群の罹患者数が増えている。VDTとはコンピュータのディスプレイなどの表示機器であり、それを利用した作業を長時間続けることにより目や体、心に支障をきたす病気をVDT症候群という。この予防には適度な休憩が必要であるが、これはVDT作業内容の多様化、目の疲れ具合などから個別性が高いといえる。本研究では、VDT症候群を予防するアプリケーションを開発した。休憩時間の導出ではファジイ推論によるアルゴリズムを考案した。また、作業種別に応じた休憩時間の管理にはデータベースを実装した。さらに、PHR用データ支援や使用者の目の健康に対する意識向上にもなっている。