情報処理学会ホームページ
FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
G-006
低時間分解能顔動画における瞬き特徴を用いたリアルタイム居眠り検出法の性能評価
杉本大樹・内藤千裕・高野博史(富山県大)・小島祐幸・河村弘之(現代自動車)・中村清実(富山県大)
居眠りとは,疲労や睡眠不足などにより覚醒水準が低下した状態のことを指す.近年,自動車などの運転環境において,居眠りが原因となる事故が多発している.これまでの研究で,瞬目群発と単独瞬目を用いた居眠り検出法において適切なタイミングで居眠りを検出できることが示された.従来研究で居眠り判定解析に用いた顔表情動画は,すべて30fpsで撮影したものであり,居眠り警報システムを実用化するためには,低時間分解能での居眠り検出性能の評価が必要である.本研究では,顔動画の時間分解能を下げたときの居眠り判定性能評価を行った.