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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
F-005
Support Vector Machineによるジャイロセンサー搭載鉄道車両の路線分類
川上礼次・J. Mackin Kenneth・永井保夫(東京情報大)・藤吉 誠(日立造船)
日本の鉄道路線はとても複雑である。その為、高度なコントロール技術と緻密なスケジューリングにより管理されている。しかし線路の保守作業を行うための保守用車両は軌道回路による位置管理がされておらず衝突の危険性がある。本研究では、鉄道線路において線路を分岐させる分岐器をどの方向に進んだかを判別することを目標にしている。本論文では、鉄道に搭載したジャイロセンサーと車速パルスをSupport Vector Machineによって路線を分類することによって、分岐での列車の走行ルートを認識し、列車が同じ路線を走らないようにすることを示す。