◎林　　敏・杉村　博・森　武昭（神奈川工科大）

本稿では、データマイニングを用いた太陽光発電の発電電力予測を提案する。二酸化炭素の排出量削減を目的として、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー機器の導入が進められている。しかしながら、太陽光発電の発電電力は気象条件に大きく作用されるため、発電電力が安定しないという問題がある。太陽光発電を有効に活用するために、発電電力を事前に予測する必要がある。そこで、データマイニングの技術を応用し、過去データベースから有効なパタンを発見することで、未来の発電電力を予測する手法を提案する。