
抄録
D-002
株価データを用いた企業分布の可視化に関する研究
◎芝田 遥・荒川正幹(宇部高専)
現在日本は厳しい経済環境に置かれており、将来に備えた資産形成のためには株式などへの積極的な投資が重要である。しかし一般投資家にとっては、多くの銘柄の中から自らに適した投資対象銘柄を選定することは容易でない。本研究の目的は、株価データを用いて株式市場における上場企業の分布を可視化することである。これにより、企業間の相対的な関係の理解や、リスクを抑えたポートフォリオの構築が可能となる。東証一部上場企業の過去の株価を用いて、主成分分析およびGenerative Topographic Mapping(GTM)による可視化を行い比較・検討した。