
抄録
C-025
データベースの動作情報を用いた仮想化環境におけるHDDのアクセス低減に関する一考察
◎若色 匠・山口実靖(工学院大)
クラウドコンピューティングの普及により,計算機の使用電力量が増加している.ストレージはその中でも大きな電力消費源のひとつである.
本研究では,データベースの動作情報を取得し,HDDへのアクセスの多いデータをまとめることにより,特定のHDDのアクセス量を減らしHDD停止時間を増加させ,HDDの消費電力削減を目的とする.
具体的には,ベンチマークアプリケーションを実行し,HDDへのアクセス間隔,読み書き量を調査し,1つのHDDにアクセスの多いデータを移動し,どの程度のHDDアクセス間隔の増加ができるかを調査する.