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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
A-001
内部3連結グラフの外6角格子凸描画
三浦一之(福島大)
平面グラフGの凸描画においては,全ての辺は交差しない直線分で描かれ,全ての面は凸多角形で描かれる.Gの凸描画で,各点が整数座標を持ち,外面がk角形であるものを外k角格子凸描画という.nGの点数としよう.
Gの3連結成分分解木T(G)の葉の数kが5以下ならば,Gnの多項式の大きさの整数格子内に外k角格子凸描画できることが知られている.
本論文では,T(G)の葉が6枚のとき,内部3連結グラフGは6n×n2の大きさの整数格子内に外6角格子凸描画できることを証明すると共に,
そのような描画を求める線形時間アルゴリズムを与える.