抄録
RK-010
CGアニメーションを用いた理科仮想実験システムに関する研究
萩原 大・松田 洋・新藤義昭(日本工大)
中学校の理科教育は、平成21年度より教育内容が増単され理科教育の充実が目指されているが、一方で、生徒の理科離れが叫ばれるようになっている。理科の講義時間を増単しても危険性の高い化学実験や複雑な手順に対する支援が必要な電気機械系の物理実験を行うのは困難な状況である。この問題に対して、対話機能を備えたリアルタイム3D-CG アニメーション教材を用いる教育システムCyberAssistantProfessor2と、ハイパーテキスト型映像シナリオ記述言語CyberPersonScenarioLanguage3 を開発してきた。 本研究では、これらを用いて中学生を対象とした理科の仮想実験教材を開発し実際に実験授業を行って評価した。