抄録
O-006
脳卒中における事前兆候チェックシステム:脳卒中予防教育支援システムの開発
山崎雄大(釧路公大)
 現在脳卒中は日本の死因第3位に位置づけられており、年間約13万人が死亡している。また、脳卒中と診断された患者数は130万人を超えている。脳卒中発症の原因には、喫煙、肥満など個人の生活習慣と密接に関わっており、脳卒中の予防には個人の生活習慣の改善が求められる。また、脳卒中は発症からすぐに治療を受けなければ、合併症を併発する恐れがあるとともに、TIAの発症時間には個人差があるため知識不足では極めて危険である。
 本研究では、脳卒中における事前兆候チェックシステムを組み込んだスマートフォン向けアプリの開発を行う。このアプリによって使用者の脳卒中への意識向上、そして脳卒中に対する予防教育支援を図る。