抄録
N-012
初めての飲酒に対する教育支援アプリケーションの開発
鴨澤健志(釧路公大)
今日、若者のアルコール過剰摂取による死亡事故やアルコールに対する意識の低さなど飲酒に関して多くの問題があり、飲酒は社会的にみると様々な悪影響を引き起こしている。また、大量飲酒は脳、肝臓、胃などに負担をかけ、病気につながる危険性がある。しかし、飲酒を経験する以前に正しい意識をもち、適量を心がけることで回避できる可能性がある。
本研究では、初めて飲酒する人向けに、目安として数種類の酒の飲酒量、濃度、体重を入力し、酩酊度、症状、適正飲酒量などを表示することで、初めての飲酒に際して注意を促し、かつ、肝臓、胃などにおける負担を示唆する教育支援アプリケーションを開発した。