抄録
N-011
メタデータ分析を用いたサウンドスケープ研究へのアプローチ
◎永島元貴・井出 明(追手門学院大)
本研究は、街のもつ「音の風景(サウンドスケープ)」をデジタルデータとして取り扱う為の基礎的アプローチである。具体的には、定点における一日を通じた音情報をICレコーダに記録した後、収録した音の内容を"生活音""自然音""人の声",etc.などに分類し、それぞれの音のメタデータの把握を試みた。そして、各カテゴリー内における具体的な音を、「音のもつ意味情報」に基づいて分類した。その結果、「地域の音」を情報科学の手法によって取り扱うことが可能となった。