抄録
M-022
サイクルコンピュータを利用した自転車事故防止のための一考察
蔭山浩輔・森本祥一(専大)
近年,自転車事故の発生件数が増加している.現在の取り組みとしては自転車走行環境の整備や取り締まりの強化,自転車安全ルート推奨マップといったものがあるが,現時点で根本的な意識改善するまでには至っていない.よって,本研究では自転車利用者の意識を改善し事故防止につながるような仕組みを提案する.本稿では,サイクルコンピュータを応用し,事故や危険情報を地図上で共有でき,事故を防止するだけでなく,自転車利用者の根本的な意識改善を行うシステムを提案する.