抄録
M-014
実利用状況を活用した モバイルアプリケーション情報共有システムの検討
関根貴寛・大島浩太・寺田松昭(農工大)
スマートフォンの普及に伴い、モバイルアプリケーション市場が急速に成長しており、利用者が自身にとって利便性の高いものを容易に発見できない現状がある。現在は、ダウンロード数やレーティングによる推薦が実施されているが、ダウンロードのみで利用されないケースもあるため、有益性を反映しているとは言い難い。そこで、我々はアプリケーションの実利用状況に着目したアプリケーション推薦システムを提案する。本システムは,実利用状況の収集,実利用状況を基にした独自ネットワークの構築,価値の高い情報の共有などを特徴とする。本稿では、システム概要および提案手法、実利用状況の収集・解析結果について述べる。