抄録
L-015
監視経路の冗長性に基づく障害原因箇所推定手法の提案
川岸諒子・魚住光成(三菱)
従来のネットワーク監視では、アラームを受けたネットワーク監視者が、障害が発生していると通知された監視対象装置だけでなく、監視経路(例えば、ルータ、ハブ、ケーブル等)に対しても障害の原因調査を行い、障害箇所の切り分けを行わなければならなかった。本発表では、監視経路の信頼性に基づき、監視経路に対する障害の原因調査の要否を評価する方式について提案する。従来のアラーム通知に加え、評価結果をネットワーク監視者へ提示することにより、ネットワーク監視者は適切な対応を迅速に行うことが可能となる。