抄録
L-005
非定型文キーストローク認証における入力・認証状況変化の影響
松原慶朋・佐村敏治(明石高専)・西村治彦(兵庫県大)
キーストローク認証は各人固有のキーストロークデータを利用した生体認証である.我々は異なった文書を入力しても個人を特定できる非定型文入力におけるキーストローク認証の研究を行っており,高認証率になる特徴量と識別手法を提案してきた.本研究では,キーボード交換及び入力期間を空けた際に認証精にどのように影響するかという入力・識別環境下での頑健性について実験を行って検証する.本発表では2種類のデスクトップキーボードを交換する実験,デスクトップキーボードとラップトップキーボードを交換する実験,1,2,3ヶ月と入力期間を空けた実験について報告する.