抄録
K-029
距離画像センサと音声認識を用いたヒューマンインタフェースに関する研究
武田 実・新藤義昭(日本工大)
本研究の目的は、パーソナルコンピュータと操作者の間のヒューマンインタフェース方式として、距離画像センサと音声認識技術を用いた新たな対話型インタフェース方式を実現するための基礎研究を行うことである。研究の中核要素は、人間の手を距離画像センサで探知して、指操作をコマンド認識する技術を開発することである。指操作だけでは安定したヒューマンインタフェースが期待できないので、音声認識技術を併用する方針である。キーボードやマウスをうまく操作できない高齢者や障害者がコンピュータを操作する一方式としての可能性を探ることが目標である。