抄録
K-018
3次元カラーバーコード生成,読み取りアプリケーションの開発
奥田真也・六井 淳(島根大)
日本ではカメラ付き携帯電話の普及により,QRコードが様々な場面で用いられるようになった.一方,QRコードをはじめとする2次元バーコードは扱うことが可能な情報量に限界がある.2次元バーコードを大容量化する方法は,アルゴリズムの改良と多色化に大別される.本研究室が開発した3次元カラーバーコードは,多色化による大容量化を実現した.本研究室では,確率分布を用いたカラーバーコード配色推定を提案した.提案手法の検証実験は手動で行われる作業が含まれており,信頼性に欠ける結果となった.本研究では,3次元カラーバーコード生成,読み取りアプリケーションを開発し,作業を自動化する.