抄録
I-059
トポロジーマッチングを用いたフラクタル輪郭抽出法
本間 大・井田 孝(東工大)
画像認識や加工などの要素技術として被写体(オブジェクト)の輪郭線を抽出する技術の研究が行われている.その一手法として,フラクタル輪郭抽出法が知られているが、この手法には、細い領域や小さい領域の輪郭の抽出が難しいという問題がある.そこでフラクタル輪郭抽出法において、被写体領域を切り出したブロックのトポロジーを考慮した手法を提案する.本手法により、細い領域や小さい領域の輪郭も正しく抽出出来ることを実験により確認した.