抄録
I-050
監視用デジタルレコーダー向けデータ管理プラットフォームの開発
野口正雄・島田昌明・森田知宏(三菱)
 セキュリティ意識の高まりにより,監視用レコーダーを用いた監視映像記録が近年広く利用されている.監視用レコーダーでは年単位での記録ニーズが高まっており,記録効率の向上を図る必要がある.そこでカメラ映像を動画圧縮技術で圧縮し,画質やフレーム数を調整して長期間記録を実現する.また,映像/音声だけではなく,多様なメタデータを映像と関連付けて同時に記録することが必要となる.
 このように,監視用レコーダーでは長時間のマルチチャンネルデータを効率的に管理するとともに多様なデータを柔軟に多重化できることが重要となる.本稿では,このような監視用レコーダーの記録に適したデータ管理プラットフォームを提案する.