抄録
I-042
環境への適応により3次元構造を獲得する植物自動モデリングに関する研究
上原和樹・赤嶺有平・遠藤聡志(琉球大)・根路銘もえ子(沖縄国際大)
近年,植物形状のモデリングに関する研究が盛んに行われており,L-systemを用いることで外観は精細に表現されているが生成のためには様々なパラメータを設定する必要がある.
本研究では,植物の形状は環境に適応して得られた結果だと仮定し,環境への適応をシミュレートすることで植物構造の自動生成を試みる.植物モデルは環境からの刺激を受け,刺激への応答として形状を変化させる.環境に対して適切に形状を調整することで植物の形状を生成する.