抄録
I-033
SIFT特徴量を用いた顔認証に関する一考察
稲葉俊輔・村上仁己・小池 敦(成蹊大)
個人認証の方法としてIDカードを用いるものがあるが、これは紛失や偽造等、安全性の面から必ずしも確実な手段とはいえず、生体認証が研究されている。その一部として顔認証があるが、顔の一部分が欠けていたりすると認証ができない等課題がある。本稿では顔画像において局所特徴量であるSIFT(Scale invariant feature transform)特徴を用いて認証を行う。顔全体や目鼻口など領域を絞って実験を行い、特徴量を図る有効な領域を提案する。