抄録
I-016
エッジ保存重心ボロノイ分割に基づくハーフトーニング
井上光平・原 健二・浦浜喜一(九大)
画像平面を重心ボロノイ分割(Centroidal Voronoi tessellation: CVT)する場合,画像内容を考慮しない単純なCVTや画素値を考慮した重み付きCVTでは,画像中のエッジとボロノイ境界とが必ずしも一致せず,領域分割によってエッジがぼけることがある.そこで本論文では,エッジとボロノイ境界の間のずれを小さくするようなCVTを提案し,ノンフォトリアリスティックなハーフトーニングへの応用例を示す.