抄録
H-019
距離センサを用いた物体の分離・識別に関する検討
前田大輔・森本雅和・藤井健作(兵庫県大)
スーパーマーケットで販売されている惣菜や野菜には,バーコードなどの商品タグが取り付けにくい商品がある.そのため,レジでのこれらの商品の識別は従業員の目視に頼ることとなり,レジで商品を通す際の効率低下につながる.これまでの研究では,色情報を用いた物体の分離・識別などが行われているが,照明条件等の変化に対して弱いという側面を持っている.そこで本研究では,色情報と距離情報を用いてトレイ上の物体の分離・識別を高精度に行うことを目的とする.