抄録
H-006
テクスチャ特徴とAdaBoostを用いた煙検出手法の検討
飯田裕介・丸田英徳・黒川不二雄(長崎大)
本稿では,画像情報から煙を検出することで火災の発見を行う手法について検討する。前処理として移動物体領域を抽出し,それらの領域が煙かどうかの識別を機械学習手法のAdaBoostにより識別する。入力特徴としては,領域から算出される複数のテクスチャ特徴量を用いる。また正規化相関による2クラス判別によりAdaBoostにおける弱識別器を構成する。AdaBoostを用いることで,異なる環境条件においても適応可能な煙検出の手法の提案を目指す。