抄録
F-027
脳波測定時の電極数最適化におけるクラスタリング手法の有用性の検討
横羽 曜・Chakraborty Goutam・馬渕浩司・松原雅文・菊池大悟(岩手県大)
近年,脳波の研究が盛んに行われている.しかし現在の研究では使用する電極の数が多く,分析するデータが多いことや取り付けに時間を要してしまうという問題がある.これらの問題を解決するため,有効な電極位置や電極の組み合わせを考慮し,使用する電極の削減を行い,分析するデータの削減と取り付け時間の短縮を目指す.そこで本研究では,教師なし学習であるクラスタリングを用いる。クラスタリングを用いることによって,似たような特徴を持った脳波信号を分類させ,類似電極の最適化を行う.