抄録

E-006
ライブ演奏楽曲の楽曲同定におけるビート情報取得手法の検討及び改善

ライブバージョンやカバーソングといった"原曲に似ているが同一ではない楽曲"を同定するにあたり、ビート同期したクロマベクトルを特徴量として用いて類似度を計算する手法が主流になっている。そのため、楽曲同定の成否は主にビートの情報、クロマベクトル、類似度計算手法の3つに依存する。本稿ではその中でも特にビート情報取得手法に着目し、取得方法の違いによる同定精度の変化、及びその結果を踏まえた楽曲同定手法の提案を行う。