抄録
D-006
ソーシャルブックマークにおけるスパマとその類似ユーザの抽出
三瓶智昭・山田剛一・絹川博之(電機大)
ソーシャルブックマーク(Social Bookmark :SBM)は人々の関心を集める有用コンテンツが数多く登録されている. 一方で新着ブックマーク一覧ではSBMを利用して多くのスパム行為が行われている.スパマはそのような行為のために様々な手法をとっているが,それらは本来のSBMの使い方ではないため一般のユーザとは異なる特徴が生じる.本研究ではユーザの特徴を基に機械学習によりフィルタを生成し,それを用いてスパマを分別する.また分別したスパマと類似したページをブックマークしているユーザを探してブラックリストを作成することで,以降のスパム検出が効率良く行えるようになることを示す.