抄録
C-010
FPGAを用いた位相ホログラム専用計算機HORN-7の開発
増田信之・平井大智・岡田直久・紀井建彦・角江 崇・下馬場朋禄・伊藤智義(千葉大)・市橋保之(NICT)
 3次元映像を表示する技術にホログラフィというものがある.ホログラフィでは3次元映像をホログラムと呼ばれる光の干渉縞に記録する.このホログラムには,振幅型と位相型の2種類がり,これらを比較すると位相型の方が良質な像を再生することがわかっている.そのため,本研究室では位相ホログラム用の専用計算機HORN-7が開発した.
 しかし,これは実装に用いたFPGAが旧式である等の欠点があるため,本研究ではHORN-7を最新型FPGAを搭載した評価ボード(ML605 Xilinx社製)上に実装し,位相ホログラム計算の更なる高速化を図った.