抄録
A-038
多倍精度数のための小さな定数の剰余計算
松井祥悟(神奈川大)
多倍精度数は通常B進数(Bは232や264)の整数として保存されている.Bより小さな整数cで割ったときの剰余は,各桁の基数Bicでの剰余が既知の場合,各桁に対する乗算とその総和から求められる.本論文では,この方法を説明し,基数変換への応用を示した.