情報処理学会アクレディテーション委員会 第3回 ソフトウェアエンジニアリング分科会 議事録 日時: 2001年12月13日(木) 14:00〜17:30 場所: 情報処理学会 第3会議室 出席者: 委員 松本(武蔵工大),鍛治(JIPDEC),佐伯(東工大), 多田(電通国際情報サービス),田丸(アルゴ21),深澤(早大), 前澤(日立ソフト),宮本(はこだて未来大),沢田(京大: 記録) 事務局 柳川(情報処理学会: 16:50より) オブザーバ 粂野(三菱総研) 同席者 武蔵工大松本研より学生二名 原田 (オーム社出版部: 16:50より) 配布資料: SE2001-3-1 アクレディテーション委員会ソフトウェアエンジニアリング分科会 開催通知 SE2001-3-2 技術・通信委員会の活動 (田丸委員) SE2001-3-3 スキルスタンダード開発TFの中間報告 (田丸委員) SE2001-3-4 「学協会主催による研修会実施報告」(案) (松本委員長) SE2001-3-5 ソフトウェアエンジニアリング知識体系出版企画 (松本委員長) SE2001-3-6 第64会情報処理学会全国大会のなかで (松本委員長) 前回議事録の確認 ホームページ上の議事録(案)を確認した 報告事項 ・JISA における教育活動の説明 田丸委員より,資料 SE2001-3-2 および 3 に基づいて報告があった. JISA として大学教育に対する期待と現実のミスマッチ問題を認識 業界の期待をどのように学界へアピールするのかを委員会で今後議論する スキルスタンダード策定について 2001年12月中に日本版スキルスタンダードを策定 スキルフレームワークごとに各社でレベルを決める作業を行っている スキルスタンダード開発 TF とアクレディテーション側との意見交換を 行う予定(12/21) 具体的な知識より,成長力・適応力・精神力に期待しており,個別の 知識内容に踏み込んで規定することに意味があるのか疑問であるという 意見もある,とのこと →コミュニケーション能力への期待に帰結 このような意見が出る背景には企業経営側の期待と現場の期待が ミスマッチしているという問題も存在する [質疑] Q. 業界では結局即戦力になる人材を求めているのではないか 本当に期待するのは CS の基礎を踏まえて応用できる能力 開発だけを行う現場では流行りの知識で十分 (専門学校等の役割) Q. スキルスタンダードに対応する知識をどう定義し,その中での大学の 役割をどう決めるのか knowledge(内部構造・本質), rule(事象の因果関係), skill(表層の対応) のなかでは,knowledge, rule を教えるのが専ら大学の役割 Q. スキルスタンダードを達成するための教育カリキュラムがあるのか 現在のところ具体的なカリキュラム策定を行う動きはない ・アクレディテーション委員会(親委員会)の活動報告 資料SE2001-3-4 に基づいて松本委員長から報告があった. アクレディテーション審査員のための研修会を行った (2001/11/9, 10) 審査員有志および審査される側(大学)からのメンバーで実施 アンケート回答40通中に2004年までにアクレディテーション受審を 検討している大学は10校,うち3校は SE での受審を検討 審査基準策定をする(審査そのものに委員がかかわる)上で,審査される側 のメンバーを加えて意見を聴取する必要がある. 大学評価機構との関係は?    ・設置審、視学制度   ・大学基準協会   ・大学評価機構  ・JABEE   以上の差異について、松本委員長から説明があった。 ・その他 特になし 議題 ・2002/3/14 学会シンポジウムでの報告内容 資料 SE2001-3-6 に基づいて松本委員長から説明があった 2002/3/14 全国大会併設シンポジウムにて SE アクレディテーションの最低限の要件, CS との相違点などを説明し,SE分野での受審をすすめる内容で発表して はどうかという提案がなされ,松本委員長を中心に準備を進めるという ことで了承された. ・IEEE Guide to SWEBOK の翻訳ワーキンググループ形成について 資料 SE2001-3-5 に基づいて松本委員長から出版計画の説明があった. 翻訳だけでなく,パラグラフ毎に解説を対応づける. 解説には日本の出版物への引用,参照を設ける. 2002年夏頃までにまとめる→秋に出版したい これに関連し,同席の学生二名により翻訳支援システムのデモが 行われた. 原田氏(オーム社)を交え,出版計画についての検討が行われた 解説の位置づけについて 基準やガイドだけの翻訳では市場がせまい. かといって分量を多くすると,執筆者の意見を入れる必要が出てくる. それぞれの分野の教科書を執筆するのと同様の負荷になる. スケジュール的にも厳しいのではないか. 企業から寄付を募れないか? 最初に翻訳して,その過程で出てくる意見をまとめて解説にするという 二段構えにできるかどうかを今後検討したらどうかという意見が出された.  結論として:  まず、翻訳だけを進めてみる。出版および解説作成については、  翻訳の結果を見て、つぎのステップで検討する。 ・その他