IS/SE 合同合宿/SE 分科会議事資料 日時 2000年9月2日 10:10-12:10 13:00-18:45 場所 ユアサ研修センター(新丸子) 出席者 松本(武蔵工大),玉井(東大),秋山(日本IBM),上原(富士通研), 鍛治(JIPDEC),小林(東芝),大力(新日鉄),原田(アルゴ21), 宮本(はこだて未来大),吉村(管理工学研究所),沢田(京大); 記 オブザーバ 粂野(三菱総研) 配布資料 SE2000-合-1 ソフトウェアエンジニアリング分科会名簿 SE2000-合-2 合同合宿出席表 SE2000-合-3 システム開発者に要求される知識 SE2000-合-4 SEカリキュラムについて SE2000-合-5 IEEE/ACM SWECC ソフトウェアエンジニアリング教育プログラム認定基準(邦訳) SE2000-合-6 14th CSEE&T 投稿計画 SE2000-合-7 情報処理技術者スキル標準 ソフトウェア開発技術者 SE2000-合-8 情報処理技術者スキル標準 IT共通知識体型 SE2000-合-9 情報処理技術者スキル標準 テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム) SE2000-合-10 平成13年度情報産業関連施策について SE2000-合-11 日本型IT革命の実現と情報化施策の推進に関する提言集 報告・議題 1. 名簿の確認 原田委員の所属名変更 2. 企業側がソフトウェアエンジニアリングに対して要求する知識について 資料 2000-合-3 を用いて大力委員より説明があった.本資料は第一版の 叩き台であり,委員からのコメントを求めたい、と要望された. <討議> ビジネスマナー,コミュニケーションが多くの企業で求められているが, 大学で教育すべきか? (別の資料としてまとめてある) コミュニケーション・テクニカルライティングは重要である. 書き方・読み方のシステマティックな教え方が必要.漢字の良さも活かす. 一般教養で教育されても良いテーマであるが,SE には特に求められる技術 である.抽象概念の説明には高度の表現力が必要で SE カリキュラムに追加 する必要があるかも知れない. WGで作る基準で扱う,「ソフトウェア」の範囲について明確化する必要が ある. <この資料に関する今後の作業> 1. いわゆる知識体系としての形式を今一度みなおす(大力委員)。 (企業からの要求は知識に変換する) 2. 「アプリケーションエンジニア」,「ソフトウェア開発技術者」の 列に関して,知識レベルの値を見直す.現在、記入されている値は   低すぎないか?(全員検討) 3. 上記2に関して,大学及び大学院終了生に要求される知識レベルを   追加して挿入する(ただし、括弧書きとする)。(全員検討) 4. 大学教育に必要な項目を行として挿入(大学側委員検討) ----------------------------------------------------------------- 5. SE 技術以外の知識(マナー,表は別途送付→検討して意見集約)を    メイルで大力委員会から全員に送付予定。 以上2から4項までに関する意見を9/8(金)までに大力委員に必着で送付する ことになった. 3. SE カリキュラムについて 資料 SE2000-合-4 について沢田委員より説明があった. 前項のBOK作成とも絡めて意見を集約の上,単位等の割り当てを 今後の作業として行い,作成する認定基準(資料SE2000-合-5)のサンプルカ リキュラムとして統合する(松本、沢田委員). 汎IT適用システム(great IT-based systems)を見据えて、 今後のソフトウェアエンジニアリングの教育を考える必要がある。 新しい、ソフトウェアエンジニアリングの領域と、分類について、 下記のような説明があった(松本委員長) <<ソフトウェアエンジニアリングの領域分類>> 1. ITコンポーネントを構築するためのソフトウェアエンジニアリング 2. ITシステムへITコンポーネントをマッピングするためのソフトウェア エンジニアリング 3. ITシステムを構築するためのソフトウェアエンジニアリング <<ソフトウェアエンジニアリング技術>> a. ソフトウェアプロセス技術 b. ソフトウェアプロダクト技術 c. ソフトウェア QoS 技術 d. ソフトウェアモデリング及び分析技術 e. ソフトウェア統合技術 (a-dの統合) 他にも * プロジェクトマネジメント * 環境技術 が重要である. 4. SE 教育プログラム認定基準について 資料 SE2000-合-5 について松本委員長より説明があった. 大阪工大ではこの基準に基づいて審査を行う予定で準備中. これに関して次のような意見が出された. カリキュラム ・卒業研究に関する要件を示しておくこと。 卒業研究の在り方(単なる指導教員の個人的興味のある研究の   下請けにとどめず、実業界との接触を組み込んだ研究をさせる   必要がある) ・JABEE認定の対象とする「教育プログラム」とはなにか、を定義すること。 ・演習の効果的な実施に対する要件を示すこと。 ・企業とのインターンシップに関する要件を示すこと。 教員に対する要求 ・インターンシップにおいて、教員が責任を持って演習をまとめる能力   を持つ(企業に丸投げしない)必要がある。 プロジェクト演習の実施方法について  ・「プロジェクト演習」を大学だけでやれる力はないが、企業としても 丸投げをされては大変迷惑である。妥協案として、 ユーザ要求から実現までを含む標準的な開発問題を開発し,それを対象とした 開発プロジェクトを上流から下流まで,大学主体で行い,企業からはアドバイザを 派遣するのはどうか,という意見が出された.また、このような標準問題 に対するプロジェクト実習実績を記録、管理する、全国規模のアーカイブ システムを設置して、プロジェクト実習実績を公開し、全大学で共有し、 それを利用してプロジェクト実習を大学ごとに計画できるようにするシステム を作ってはどうか、という提案がされた。 この件を 今年度報告書に盛り込むための検討を、宮本委員,上原委員を中心 として行うことにした. 5. 14th CSEE&T 投稿計画について 資料SE2000-合-6 について松本委員長から説明があった. 目次案に示す論文の発表を行い、会議に出席し,この機会に各国の現状 を調査し、関係者との連携を確立したい. 著者は、 松本委員長,玉井委員,大力委員,秋山委員の連名とする。 9月15日締め切り対応の作業を進める。 6. 情報処理技術者スキル基準について 資料SE2000-合-7,SE2000-合-8,SE2000-合-9 について鍛治委員から説明が あった.特にスキル基準に関しては今回初めて策定されたものであり,各委 員から意見があれば次回改訂に合わせてフィードバックしたい. 当分科会においても,情報処理技術者試験という(個人)認定基準が大規模に 施行されている事実を重要視して,(大学)認定基準作成の参考にすべきであ る,などの意見が出された.わらに、アプリケーションエンジニアを ソフトウェア開発技術者の上位に位置付けながら、前者の試験の内容に、 後者の試験内容が含まれず、前者の受験に後者の受験が前提条件として 含まれていないことは問題である、との指摘があった。また、知識体系を 定めておきながら、スキル基準にたいする写像が明示されてないことは問題で ある、との指摘がされた。 7. 情報関連施策について 資料SE2000-合-10, SE2000-合-11 について、佐藤雄二朗委員から提供された、 次年度概算要求(通産省、及び自民党議員連盟)について、当委員会との 関連を検討した。教育の情報化、及びアジアとの連携強化(E-ASIA)を議論.