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ユーザ参加型ご当地検定システムにおける問題形式自動変換機能の開発
○菅原遼介,奥津翔太,古舘昌伸,高木正則,山田敬三,佐々木淳(岩手県大)
昨今,地域に対する知識レベルを格付けするご当地検定が普及している.ご当地検定実施団体は全国的に増え続けているが,検定用問題作成時の負担と,問題を作成するためのコンテンツ不足が課題となっている.我々はこれまでに岩手県盛岡市のご当地検定をフィールドとし,地域のコンテンツ収集と主催者側の作問の負担軽減を目指したユーザ参加型ご当地検定システムの提案と構築を行っている.今回,一般ユーザが作問を行う際の入力負担軽減を目的とし,一問一答形式問題が少ない入力で投稿できる機能と,一問一答形式問題から多肢選択形式問題が自動作成される機能の開発を行った.本稿ではその設計・実装概要について述べる.