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プレゼンテーションスライドのデザイン的構成評価
○前田啓太,花植康一,渡邉豊英(名大)
他人に伝わりやすいスライドを作成するための原則は多くの書籍で
指摘されている.しかし,書籍で指摘されている原則を個別の事例
に合わせて適用することは難しい.そのため,個別の事例に合わせ
て修正点を提示することはスライド作成者にとって有用である.個
別の事例に合わせて指摘を提示するためには,対象となるスライド
と類似し,かつ問題点が改善されているようなスライドを発見し,
改善のための操作を特定することが必要となる.そこで,今回はデ
ザインの観点からスライドを評価することを目的とする.アプロー
チとして,デザインの原則に則り「コントラスト」「グルーピング」
などの観点からスライドの評価尺度を定め,スライドの特徴量から
スライドの評価尺度を算出するためのモデルを作成する.