6ZD-4
VRを用いた成人向け自転車事故防止教材
○齋藤冬斗,栗澤卓也,西田智彦,安藤公彦,稲葉竹俊,松永信介(東京工科大)
 バーチャルリアリティを用いた学習環境は、構築するためには多大なコストとスペースを要するため、教育の場に導入することは困難であった。しかし、近年では簡易にVR環境を構築するための環境が整いつつあり、導入が現実的になってきた。
 そこで本研究では、自転車事故防止VR教材を開発するに当たり、入力デバイスとして、各種センサーを取り付けた実機と、ジョイスティックを使用した二種類の体感性が異なる環境を用意した。その評価においては、入力デバイスの違いによる学習効果の差の検証を行う。通常、実機を用いた場合の方が学習効果が高いと予想されるが、実際にどの程度効果があるのを調査し、実機導入が必須であるかどうかを検証する。