6ZB-7
高架道路橋の3次元CGモデルの自動作成に関する研究
○姜 文渊,田中成典(関西大),北川悦司(阪南大),安彦智史,川野浩平(関西大)
 近年,我が国では,高架道路橋が都市景観を大きく損ない問題となっている.
 そのため,3次元CGモデルを用いた高架道路橋の移設による景観評価が求められている.
 そこで,著者らは,地図や構造物の図面などを用いて,高架道路橋を含む大阪の主要な街並みのデジタルシティを作成し,都市空間の創出と景観評価に関する研究を行ってきた.
 しかし,既存研究では,3次元CGモデルを手動で作成しているため,手間や時間などのコストの問題がある.
 そこで,本研究では,現況データの取得に優れたレーザ測量の結果から自動的に高架道路橋の3次元 CGモデルを作成する手法を考案する.
 さらに,3次元CGモデルの景観評価に必要な継手間隔に分割する機能も開発する.