6ZB-5
ステレオグラムの作成ツール開発と立体認識の評価
○五位渕竜也,斎藤隆文(農工大)
人間は奥行きを認識する際,様々な視覚情報を利用する.これらの
視覚情報のうち両眼視差を用いることで,裸眼で立体を認識するこ
とのできる画像(ステレオグラム)を作成できる.本研究では,この
ステレオグラムの作成ツールの開発とその立体認識の評価を行なう.
ステレオグラムには作成方法が複雑,作成した結果が二次元画像
として不自然になるという問題がある.本研究では,テクスチャ
合成,Diffusion Curvesという手法を用いることで,この問題の
解決を行なう.これにより,自然なステレオグラムの容易な作成
を可能とする.また,作成したステレオグラムに対して立体を認
識しやすいか評価を行なう.この評価を元に,より立体を認識し
やすいステレオグラムの作成を行なう.