6ZB-1
テクスチャマッピングを用いた曲面評価用画像の作成
○鹿野兼司,斎藤隆文,山崎翔平(農工大)
曲面意匠設計の曲面評価手法として反射線を用いた曲面評価が挙げられる.
しかしこの評価手法は,歪みと曲面形状に関わるパラメータが持つ関係の
評価は困難である.そこで本研究では,テクスチャマッピングを用いて
反射線による評価手法を改良し,反射線の歪みと曲率による
擬似カラー表示を利用して曲面形状の評価を行なう.
反射線の描画では円筒マップを用いることにより,
キューブ環境マップで起こっていた反射線幅設定の問題を改善し,
曲面の形状に沿った反射線を表示することが可能となる.
また,ガウス曲率変化の疑似カラー可視化を反射線と併せて
同時に表示することで曲面形状と反射線の歪みや曲率との関係比較が
容易となった.