6ZA-7
フロー理論に基づくゲームシステムデザインの提案
○須甲 惇,大久保雅史,山口泰弘,山下 翼(同志社大)
近年、ゲームソフトの多様化が進むにつれて、ユーザの
ゲームソフトに対する嗜好も多様化してきている。また、
ユーザの中でもゲームに慣れ親しんでいるヘビーユーザと、
時折ゲームに触れるに留まるライトユーザの二分化が
より明らかに進んできている。
その中で、ユーザのゲームに対する熟練度という点において、
全てのユーザが楽しめるゲームデザインを行うことは困難になりつつある。
そこで本研究では、ミハイチクセントミハイの提唱する
フローのモデルを基に、ユーザのスキルレベルとゲームに
対する没入度を定量的に評価した上で、ユーザのスキルに
適したゲームの難易度を提供するシステムを提案する。