6ZA-2
スマートデバイスにおける不特定入力領域フローメニューとマルチタッチフリックを用いた入力方式の提案
○平山健一,小枝正直(大阪電通大)
近年,タッチパネルを有する端末が普及の傾向にあり,スマートデバイスの操作や文字入力に利用されている.しかしタッチパネル表面には凹凸がないため,従来のデバイスのように触覚により入力キーを選択することができない.また,多くのスマートデバイスで採用されている静電容量方式タッチパネルの操作では,入力の際には導電性のある指腹部で画面に触れる必要があるため,爪の長いユーザや,指の太いユーザには操作が困難である.
そこで本研究では,このようなタッチパネルにおける文字入力の問題を,不特定入力領域フローメニューとマルチタッチフリックを利用することにより解決した.