6Z-3
効率的なマルウェア自動収集環境の構築
○吉原大道,碓井利宣,武田圭史,村井 純(慶大)
近年,インターネット利用の普及に伴って,マルウェアの種類や感染活動が多様化している.このため,多様化するマルウェアに対して効果的な研究や対策を行うには,攻撃の傾向および特徴を得るとともに,より多くのマルウェアを効率的に収集する必要がある.本研究では,能動型のハニーポットを用いた収集環境を構築し,これまでのデータからマルウェア配布サイトの特徴を推測することで新規のマルウェアを効率的に収集し,得られた情報を分析した上で蓄積する.これによって,多様なマルウェアを利用した効果的な研究活動を行うことができるとともに、Web上で情報提供することで対策の立案に役立てることができる.