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高齢者の持ち歩きを考慮した見守りシステム「イマドコ・ココ」の提案
○渡邊 愼,田島孝治(岐阜高専)
 近年、少子高齢化の進行に伴い、高齢者の人口が増加している。また、高齢者の方には散歩が趣味という方も多い。ここで、外出時のトラブルを防ぐために遠隔地からでも見守りたいという要望がある。この要望に応えるためにすでにいくつかの見守りシステムが開発、商用化されている。
そこで本研究では高齢者の方をリアルタイムに探すことのできる見守りシステムの開発を目指す。本システムの特徴は、(1)高齢者が持ち歩きたくなるような工夫を施す、(2)見守る人と高齢者の方の両方がスマートフォンを持つことである。システムは高齢者の位置情報をサーバに蓄積し、分析を行う。そして、トラブルが発生した時にはスマートフォンに見守る人の現在地と高齢者の現在地を合わせてリアルタイムに表示することで高齢者を探すことができる。