6W-2
電波強度に基づく位置推定技術を用いた無線ネットワークの可視化に関する検討
○金丸幸弘,鈴木秀和(名城大)
近年,近距離無線通信技術が発展してきており,無線センサネットワークが普及しつつある.
今後はセンサデバイスの小型化・無線化がさらに進み,目立たたない場所に数多く設置されることが考えられる.
そのため,センサネットワークにトラブルが発生した際に原因箇所の特定が困難になると想定される.
本稿ではタブレット端末と電波強度による位置推定技術を用いて,無線ノードの位置とリンク状態を可視化するシステムを検討する.
タブレット端末の各種センサから姿勢を判断し,電波強度から推定した端末と無線ノードの位置関係から画面上に無線ノードの位置を表示および隣接ノード間のリンク状態を表示することができる.