6V-3
発熱症状における解熱剤使用マネジメントシステムの開発
○児玉倫樹,高橋秀拓,高橋知央,皆月昭則(釧路公大)
解熱剤は最も体温が高くなる時点において効果が出るように服用することが望ましい.しかし医療従事者であっても適切な服用時点を判断することは困難である.その理由としては,個々人によって発熱時の体温変動にばらつきがあることが挙げられる.そのため本研究では,個々人の体温変化時点をスマートフォンに入力・保存し,その傾向を処理・分析する.そして個々人において最も適切な解熱剤服薬時点を予見する.システムの計算過程では,入力したデータを推論処理することによって,最適な服薬時点を導出する.