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日本人の誤りパターンを考慮した英語発話中の音素連結・脱落・同化検出
○野村知里，入部百合絵，桂田浩一，新田恒雄（豊橋技科大）
英語学習において発音が重要であるが，日本で行われている学校教育では発音教育を軽視する傾向がある．
その中でもリンキング（単語間の連結）に対する注目度が未だに低いままである．
しかし，言語特有の発音を習得するためにはリンキングの学習が極めて重要である．
一方で近年は音声認識技術を利用した発音の自主学習用ソフトの開発がされているが，それらはリンキングルールを考慮した音声認識を行っていない．
従って本研究では，リンキングルールを調査し，それに基づいた音声認識器を開発する．
特に日本人英語学習者のリンキングに対する誤り傾向を取り入れることで，音声認識の向上を目指す．