情報処理学会 第74回全国大会講演要旨

本研究では、ツィッターにおけるデマ率を推定するための素性を提案する。対象とするデータは、東日本大震災のツィッターデータである。データは、2011年3月5日から2011年3月24日までに取得した3億のデータから抽出した約3万件のデータである。このデータの一部を取り出し、訓練データとして使用した。本研究では、根拠のない情報をデマと定義する。提案した素性と既存研究に発表された素性の中から、有効な素性を情報利得で順位を付け、時系列に基づきデマ率の推定実験を行ったので、これを報告する。