6S-3
距離画像センサを用いたバレーボールの選手位置の取得に関する研究
○上野友里恵,田中成典(関西大)
近年,我が国では新たなスポーツ文化の確立を目指し,生涯スポーツ社会の実現や国際競技力向上に対する様々な取り組みを進めている.
なかでも,情報機器を用いたスポーツ支援が盛んであり,ゲーム分析などが行われている.
ゲーム分析は,練習や試合を撮影し,その映像から得た情報を分析することで戦略を組み立てるのが一般的である.
しかし,チームスポーツの分析に必要不可欠であるフォーメーションなど各選手の位置情報を手動で完全に記録するのは難しい.
そこで本研究では,日本での人気・普及率の高いバレーボールを対象とし,距離画像センサを用いてフィールド上の選手位置を自動取得するシステムを開発する.