6S-1
身体部位動作の相関性に基づくサッカーリフティング動作解析の試み
○加藤佳祐,並木 豊,戸辺義人(電機大)
初心者がスポーツの技術を習得する際,個々人の置かれた周囲の環境や
能力差などにより,身体知として定着するまでの時間にはばらつきが生じる.
また,技術の習得,向上を目的に繰り返し練習を行うにあたり,常に指導者の
監督が受けられるとはいえない.自主的な訓練が求められる状況下で誤った
動作を継続する可能性があり,練習効果が低下してしまう恐れがある.
そこで本研究では,Kinectを用いたモーションキャプチャシステムにより,
サッカーのリフティング動作を解析する.熟達者と初心者における技術の
差異を定量的に評価することで,初心者に対してスポーツ技術習得の
助けとなる要素を明らかにする.