6N-2
色覚異常者支援のための明度と彩度の類似性を用いた画像クラスタリング
○林 夏美,新美礼彦,白石 陽(はこだて未来大)
近年,Flickrなどの写真共有サービスの普及に伴いweb上の画像データが増加したことにより,画像検索手法の研究が盛んに行われている.しかしその検索結果中には色覚異常者と呼ばれる人々にとって何が写っているか弁別しづらいものも存在する.本研究では,色覚異常者にとって写っているものが弁別しやすいかしづらいかをラベリングした画像群を返す画像検索システムを開発する.色覚異常者が弁別しづらい画像には彩度と明度が似ているなどの特徴があり,それらを画像特徴量として抽出し,クラスタリングを行うことで画像群を段階的に分ける.