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学生サービスシステムを事例とするSOAに基づくシステム構成に関する研究 異常の兆候の「見える化」を実現する仕組み
○山崎雄司,大山勝徳,金子正人,武内 惇,泉  隆,関根好文(日大),薗田孝造(マイクロテクノ)
SOAでは,システムをサービスと考え,複数のサービスを連携させる.
この時,1つのサービスを変更する場合は,ESBの複数のメディエーションを変更しなければならない.
修正箇所が多くなるため,管理者は,ESB上で発生した異常を1つずつ修正することが困難になる.
結果,サービスの変更要求に管理者が迅速に対応できないという問題が発生する.
この問題を解決するために,ESBに「見える化」の仕組みを実装した.
しかし,ESBに実装した現状の「見える化」では,異常の発生後に管理者へ知らせるため,管理者は,ESB上で異常の兆候が発生しても気付かないという問題が発生する.
この問題を解決するための方法は,問題の兆候を管理者に見えるようにすることである.